GMAT対策にはリスニング、スピーキングスキルは必要ありません、
その代わり非常に高度なリーディング力を要します。
GMATには、スピーキング、そしてリスニング能力は必要ありません。もし貴方が受験されるビジネススクールがAWAのスコアを見ない学校であれば、ライティング能力も必要ないということになります。
良く「GMATとTOEFLの勉強は同時進行できますか?」という質問を受けますが、この質問の回答として、リーディング力さえあれば同時に対策を行うことは十分可能ということになります。ではGMATで必要なリーディング力とはどの程度のスコアでしょうか?
GMAT対策に必要なリーディング力
GMAT 及びTOEFLiBT やIELTS と異なり、大学院を目指す英語を第一言語とする学生(ネイティブ)に作成されたテストになります。そのため、ある程度の英語力が付く前にGMAT/GRE の対策を始めることは得策ではありません。下記の最低英語力が付いた後に対策を始めることを強くお勧め致します。
テスト | トータルスコア | セクション別スコア |
TOEFLiBT | 80 点程度 | Reading: 25 ( Writing: 20) |
IELTS | 6.5 点程度 | Reading: 6.5 (Writing: 6.0) |
TOEIC | 750 点以上 | Reading: 400 |
以上のようなリーディングスコアがない方の場合、ネイティブ用に作成されたGMATテスト設問や回答の選択肢を理解することができず、テストとして成り立たないため非常に効率の悪いテスト対策となってしまいます。
ただTOEFLやIELTSと異なり、高度なリスニング力やスピーキング力はまったく必要ありませんので、リーディング力が付いた時点で問題なく対策を開始することができます。
もしGMAT対策を開始していいか否か不明な方は、まずGMATのオフィシャルガイドの設問の中の、回答の選択肢を読んでみて下さい。特にVerbalの回答選択肢は5択になっていますので、それら選択肢を読み理解できないと対策を開始することは難しいと思います。