表分析問題は4つの出題形式の中で最も難易度が低い問題です、
そのため必ず全問正解できるよう心がけましょう。
表分析問題は、出題されるチャート(表)の内容から読み取れる内容について、Yes/Noなどの二者択一問題か、5択の問題から成ります。
この問題は普段からエクセルなどで表計算や、プレゼン資料などのために表のまとめ作業、効果的な表の作成などを行っている方であれば非常に馴染みのある問題と言えます。そういった意味では最も日々のお仕事に直結した問題ではないかと思います。
この問題の最も大きな特徴は、「ソート機能」が設問についていることです。エクセルなどでソート機能を使っている方であれば馴染みがあるので理解できると思いますが、ある条件によって表の内容を瞬時に並び変えることができる機能のことです。この機能を効果的に利用し、設問に対しての正しい回答を導き出します。
出題形式
必ず最初に何らかを表したチャート(表)が出題されます。このチャートは非常にシンプルで説明文のないものから、複雑で長い説明文が付いたものまで様々です。通常説明文のないシンプルなチャートは、チャートを見ただけで何を表しているチャートなのかが分かります。
特徴はこのチャートの上にソート機能が付いており、通常チャートの横軸の内容によってチャートの並び変えを瞬時に行うことができます。つまり、チャートの横軸の内容の中で縦軸の準備を決める基準を選ぶことができる、ということです。このソート機能は問題の正解を導き出すために必要不可欠であり、何度利用しても問題ありません。
チャートの次に問題文があり、通常チャートの内容について正しく述べている内容を選ぶ二者択一問題か、正しい回答を選択肢の中から選ぶ5択問題が付いています。
例題の紹介
例題は下記URLをクリックしご確認下さい。
http://www.mba.com/the-gmat/nex-gen/samples/sample-764.aspx?next=yes
Table Analysis(表分析)の効果的な対策方法
繰り返しになりますが、この問題の最も重要なことは、ソート機能を効果的に利用できるか、ということになります。
そのためにはチャート(表)に瞬時に精通し、そして問題文を正確理解することが必要不可欠となります。チャートを理解することに慣れていない方は、まずはチャートを見て瞬時にそのチャートを理解できるようある程度訓練が必要かもしれません。
ただ通常社会人の方であればエクセルなどでチャート作成をすることには慣れているでしょうし、ソート機能にも精通しているはずです。そういった方には非常に難易度の低い問題となると思います。
Table Analysisの効果的な回答ステップ:
ステップ1:チャート(表)に精通する
まずはソート機能など無暗に利用せず、出題されたチャートに精通することを心がけて下さい。もしチャートに説明文が付いていればそれも読み込み、何を表しているチャートなのかを理解することが重要です。
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ステップ2:問題文を理解する
チャートの精通することができたら次は問題文を正確に読み取ることが重要です。何を聞かれているのか、ということを正確に理解しましょう。
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ステップ3:ソート機能を使う
チャートに精通し、問題文を理解したら、最後にソート機能を利用し問題の回答を導き出します。
Yes/NO、True/False問題などは回答しなければならない問題は3〜5つ程度あり、ソート機能もその分利用する必要があります。横軸にある内容の中で、縦軸の順番を決める基準を決めることが重要です。
分かり易く言うと、横軸の何を基準に順番を変えれば回答を導き出せるのか、という点を考えながら各選択肢を読み、効果的にソート機能を利用することが重要となります。