数学と英語の両方の知識が問われる問題です、
また回答方法が特殊なので注意が必要です。
このセクションは二項目分析問題と非常に一見すると複雑な名前ですが、ただ回答方法がチャート式になっており、正しい回答を選ぶ際2項目同時に考査しなければならない、というだけのことです。
回答方法がチャート式のため少し特殊な感じもしますが、実際の問題は回答方法より出題された問題の意味が正確に理解することができれば、回答を導き出すことは難しいことではありません。
出題形式
通常この問題は最初に短いコラムか数学の問題が文章で出されます。
数学の問題の場合はQuantitativeセクションのProblem Solvingの問題だと思えばそれほど難易度は高くありませんし、英語の読解力の問題だとしても、VerbalのCritical
Reasoningと比べればそれほど難易度は高くないと思います。
例題の紹介
例題は下記URLをクリックしご確認下さい。
http://www.mba.com/the-gmat/nex-gen/samples/sample-157.aspx?next=yes
Two-Part Analysisの効果的な対策方法
この問題で最も大事なことは、問題文を読んだ段階で、数学の問題か英文読解力の問題かを判断することです。
上記例題を確認頂ければ分かりますが、2項目分析問題といっても、2つのチャートを分析したり、2種類の情報に関して比べるなどして分析したり、といった複雑な能力は必要ありません。
2項目分析とは、回答方法がチャート式になっており、その項目が2項目あるためそう呼ばれているだけで、二項目分析といった名前に惑わされず、非常に単純な問題と考えて頂ければと思います。
Two-Part Analysisの効果的な回答ステップ:
ステップ1:問題文を読み数学か英文読解の問題を判断する
もっと分かり易くいうと、問題文を読み、回答を導き出すために数学の知識が必要か否かをできるだけ早く判断する、ということです。
問題を解く際、数学の問題に対する姿勢と、数学の知識を問わない英文読解の問題を解く姿勢では頭の使い方も変わりますし、答えを導き出すための能力も変わります。そのため、まず問題文を読んだら瞬時に数学の知識が必要な否かを判断することが重要となります。
↓
ステップ2:問題文の最後にある設問を注意深く読む
数学の知識が必要か否かを判断したら次は設問についての読みます(通常設問は問題文の最後にあります)。
その後2項目を選ぶためのチャートがありますので、そのチャートの意味についても理解しましょう。つまり何を聞かれていて、何を回答すべきなのか、という点について明確に把握することです。
↓
ステップ3:チャートから2項目回答を選ぶ
チャートから2項目選ぶことになりますが、チャートについては複雑なものは通常ありません。ただ縦軸と横軸で条件が記載されていますので、縦と横の条件を比べて回答となるものを二つ選ぶだけです。