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HOME > GMATセクション別対策 > Critical Reasoning > 仮定を問う問題

Critical Reasoning(論理的思考効力を問う問題)

論理的展開を問う問題
類出出題形式B:仮定を問う問題

この問題を考えるうえで、まず、
結論、根拠、仮定について再度確認しておきましょう。

Conclusion:結論(結論とは文章を通して最も伝えたいこと)
Premise:根拠(根拠とはその結論を証明する事例など)
Assumption:仮定(仮定とはその根拠から読み取れる結論への前提条件)


となります、重要なことは、
「仮定」であり、「根拠」と「結論」を直接結び付ける役割を果たします。通常本文中で述べられることはなく、根拠を述べた時点で当然とされている結論への全体条件となります。

例えば、「このケーキ屋ではいつもショートケーキが売り切れだ。よってこのケーキ屋の一番人気はショートケーキである。」という文章があります。ここでは「いつも売り切れている」という根拠のもとに「一番人気である」という結論が述べられています。

ここでの仮定は、「ショートケーキも他のケーキと同等の数作られ、他のケーキと同等の条件で売られている」ということになります。

もちろんこの仮定は当然として扱われる結論への前提条件のため本文中で述べられることはありません。ただ別の懸念材料として、「今年のイチゴの入荷が予想以上に少なくショートケーキの数が他のケーキより最初から少ない可能性」もありますし、「ショートケーキのみ他の商品より安い、他のケーキより目立つ場所に置いてある可能性」もあります。

このように仮定とは常に無条件で結論への前提条件となっている内容を指します。

今回の問題は本文を読みこの「仮定」に当たる選択肢を選ぶ必要があります。


出題形式について

Which one of the following is an assumption on which the argument depends?
下記の中で本文の結論の根拠となる仮定はどれか?


以上の形式の問題が出た場合は仮定を問う問題と思い効率よく問題を解くよう心がけましょう。

回答ストラテジー:

この問題の本文中には根拠と結論が述べられています。「仮定」とはその根拠から結論を導くための前提条件であるため、言い換えると結論を支持する内容になっている必要があります。

また、この「仮定」は絶対に本文中で述べられていることはありません

そのため、回答は「結論をサポートする内容になっており、本文中に述べられていない内容」ということが分かります。後は論点が大きく外れている内容や、本文中に記載されている内容を繰り返している選択肢を削除することで回答を導き出すことができます。



Critical Reasoning 設問タイプ別解説

Critical Reasoningには大きく分けて二つです。

論理的展開を問う問題(結論を問う問題)
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題)



なお論理的展開を問う問題は主に結論に関連した問題となり、著者の主張や伴う根拠といった意味的な内容を詳しく把握する必要があります。また論理的構造を問う問題は、著者が文章で主張するために使用している論法について正しく理解する必要があります。


設問タイプ別対策方法
論理的展開を問う問題(結論を問う問題):
類出出題形式@:結論を問う問題(結論が本文にある場合)
類出出題形式A:詳細を問う問題(結論が本文にない場合)
類出出題形式B:仮定を問う問題
類出出題形式C:結論補強を問う問題
類出出題形式D:結論批判を問う問題
類出出題形式E:結論矛盾を問う問題
類出出題形式F:推論を問う問題
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題):
類出出題形式G:類似構造を問う問題
類出出題形式H:論法構造を問う問題


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