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HOME > GMATセクション別対策 > Critical Reasoning > 論法構造を問う問題

Critical Reasoning(論理的思考効力を問う問題)

論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題)
類出出題形式H:論法構造を問う問題

この問題は一見すると8の「類似構造を問う問題」に非常に似てみえます。

ただ設問の特徴を理解するとまったく異なった観点で質問されていることに気づくことができます。同じ論述方法(著者が自分の主張を読者に理解、説得させようと用いた論述方法)を問う問題ですが、「類似構造を問う問題」は同じ論述方法を用いている選択肢を選ぶのに対して、この種の問題は著者が用いている論述方法について正しく説明している文章を選択肢の中から選ぶ必要があります。

出題形式について

Which one of the following argumentative techniques does the author use in the passage above?
上記の文章の中で著者はどのような論述技法を使用していますか?


以上の形式の問題が出た場合は論法構造を問う問題と思い効率よく問題を解くよう心がけましょう。

回答ストラテジー:

この問題を効率よく解くカギは下記の文章構造を思い出すことです、

Conclusion:結論(結論とは文章を通して最も伝えたいこと)
Premise:根拠(根拠とはその結論を証明する事例など)
Assumption:仮定(仮定とはその根拠から読み取れる結論への前提条件)

この設問はまず文章を注意深く読み、理解し、文章の結論と根拠を明確にします。その後、選択肢の中で解説されている各論述方法について正しく解説させているものを選ぶ、という流れで確実に回答を導き出すことができます。

さらに分かり易く言うと、この問題で問われていることは、

「著者はどのような方法を使用し結論を導き出しているか?」

ということです。
そのため、文章中の根拠を正しく理解することで確実に正しい回答を導き出すことが可能です。



Critical Reasoning 設問タイプ別解説

Critical Reasoningには大きく分けて二つです。

論理的展開を問う問題(結論を問う問題)
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題)



なお論理的展開を問う問題は主に結論に関連した問題となり、著者の主張や伴う根拠といった意味的な内容を詳しく把握する必要があります。また論理的構造を問う問題は、著者が文章で主張するために使用している論法について正しく理解する必要があります。


設問タイプ別対策方法
論理的展開を問う問題(結論を問う問題):
類出出題形式@:結論を問う問題(結論が本文にある場合)
類出出題形式A:詳細を問う問題(結論が本文にない場合)
類出出題形式B:仮定を問う問題
類出出題形式C:結論補強を問う問題
類出出題形式D:結論批判を問う問題
類出出題形式E:結論矛盾を問う問題
類出出題形式F:推論を問う問題
論理的構造を問う問題(文章構造を問う問題):
類出出題形式G:類似構造を問う問題
類出出題形式H:論法構造を問う問題


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